7月25日

16GBメモリのMacbookPro、120コマの撮影のできるSony rx100m5、編集術(修行中)があるのに、動画を作れないなんてただのいいわけだ。急に本格的な夏が来た。日中の日差しにやられ、仕事中に水3Lをすべて飲み干す。帰る頃にはバテバテのへとへと。帰路の車窓の夕暮れ、夏らしさをグレーディングしたような、少し燈色で濃い影で輪郭がくっきりした景色に、夏を思う、疲れているのだろうか。BGMはジョニ・ミッチェル。僕にとってはやっぱり夏は彼女のHissing of Summer Lawnなんだな。夏草の「シッ」という音。

 

帰宅して、昨夜の残り物のカレーと赤タマネギのピクルスを食べ、内田樹『日本辺境論』を読む。この時期に読むのにふさわしい一冊で、ぜひこれは友人に勧めたい。今日読んだ箇所は、明治末から昭和の戦後直後のあたり。親父は何回注意されて、その都度「わかった」といいながら、それでも同じ事を繰り返すのは、本著にある、日本人の典型だからだろうか。