6月7日

朝からの雨は降ったり止んだり、激しかったりおとなしかったり、打ち解けるまで泣きじゃくる2歳児の感情のように不安定。天気のニュースではまだ近畿地方は梅雨入りしていない模様。今日は自宅で雨読な一日。久しぶりに自宅でデスクワークに勤しむ。本当のところはずっと本を読んでいたかったが、引き伸ばしていた仕事をここで一気に片付ける。夕食前には目処が立ち、師匠の講話を聴きながら、友人からメッセージを受け取り、雨の音を聞きながら、土産の小布施の栗羊羹を食べながら(これ絶品!)、友人の京都案内を考えながら、ブラジルCEOのコーヒーを飲みながら、Will Van HornのLost My Mindを聴きながら、溜め込んでいる日記をデジタルへと打ち込みながら、数ヶ月後の忙しくなりそうだけど、楽しそうな日々のことを考える。いろいろの予定を立てているときのワクワクはいい。

 

昨日、職場の事務所の机に置いてあった新聞に、樋口一葉の『たけくらべ』の一文があった。「卯の花が咲く初夏は憂き世の辛さがうらめしく感じられる。いっそ私は若葉の影にひっそりと隠れ住んでいたいものだ。」と。

 

メラトニンを2粒飲んで眠気が来るのを待っていたら、すぐに来たから、明日の予定を考えながら眠気にまかせて目を瞑る。