6月6日

なんと寝起きのよい朝だ!なにもかもが軽い。なにもかもがよく見える。

 

寝る前のストレッチ、スクワット、読書、瞑想と十分な睡眠時間のおかげか。そろそろ睡眠研究へ移行しよう。ちゃんと食事も引き締めな、サッカーの代表戦があるからってスナック菓子が、映画館にいるからってポップコーンがなくたっていい。

 

代わりに、冷蔵庫に保存してある極上のチョコレートに手を伸ばす。袋を開けるとふわっと漂うカカオの匂いに反応して涎がじわっと口内にやってくる。まだ食べていないのに、身体はパブロフの犬のように唾液を出してまだかまだかと急かす。1センチ角の黒いチョコレートを噛まずに舌の上で転がせる。舌の上にある味蕾の3分の2は甘さを感じ取るのは、かつては希少だった甘味をすこしでも大きく感じとるためなのだろう。カカオ85%のローチョコレートの酸味の余韻に浸る。カカオマジック。