6月5日

梅雨入りが近いことをおもわせるもわっとした空気と、夏がそのあとに並んでいることをおもわせる頭の上の一匹の蝉。

 

いくら技術があっても、それに付き添う心がなければ、悲しい、ああ哀しいとおもった日だった。「おれの代で終わりだから」といってしまえば、そこですべてはお仕舞いなのである。そうであるのなら、すべての一挙手一投足は自分が勝手に想定したイメージに絡まれているのなら、我が口から発する一言に万全たる注意を注いで、その言葉を、荒波を渡る小舟を導く星座とし、藪をかき分けて進むときの太陽とし、料理を作るときの秘訣とする。誰もやったことがないはじめてのことではなく、誰もが危険ですよ、危ないですよと言ってやらないことの中にある、未知の楽しさの中へ飛び込んで、地面に深く強く旗を立てたい。

 

ここ数日で、いろいろの、特に心理的な、自分の勝手な思いこみから、外的要因により、release myselfできた。Let's freak out!しようぜ。梅雨入りまじか、梅雨明けパーティーシーズン到来にわくわくしながら、静かに言葉の世界を高速移動中。もうすぐ祭りだわっしょい!