4月17日

朝からどんより曇り空。昼前に湿った空気が東の山の向こうからやってきて、雨を降らせた。桜はほとんど散った。葉がうきうき生え、緑の世界へと移ろいでいくのだろう。

 

歯のかぶせものがはずれ神経がズキズキしていたせいか、快眠ができていなかった。歯医者でひとまず処置をしてもらう。ひさしぶりに快眠できそうだ。病気や怪我などで体が辛いと心もそれに連れられていく。いまはまだ軽度ですぐに治るからいいものの。まだ起こっていないことで、起こるだろうことを、自分事としてリアルに捉え、予防に徹することが一番の結構方なのだろう。

 

夜、寺尾紗穂『彗星の孤独』、プラネタリーブックスの『超民族学』を読む。 言葉で分けられる前の世界→言葉で世界を分ける→自然は分けたことで生まれた→分ける=鋤く=好き=らぶ→文化=カルチャー=カルティベイト→言霊