3月31日

今日で3月が終わる。ここまであっという間。8時前に起きてさっとシャワーを浴びて支度して練習へ向かう。この数日の暴飲暴食で、今朝の体重はいつもより2kg増し。明日からまた食事に気をつける。西に向かって車を走らせていると、遠方の比良山脈の頂に雪が積もっている。道中の桜は咲き始めのようで、蕾がぱんぱんでもうじき銃弾よろしく弾けそうだ。春は張る、蕾がぱんぱんに張る、枝の先には、花が咲く。咲き乱れるは、枝の先。

 

先日のイチローの引退会見をYoutubeで見ているうちに、気づいたらYoutubeの自動再生で、シーズン最多安打を記録したときのインタビューに写っていた。「ヒットを量産し続けるのはどうして?」とインタビュアに聞かれ、「打って当たり前なんですよね、打てるように考えて毎日練習してきたんだから」とイチローは言った。

 

そうなんだよな、結局、目標を定めそこに向けていろいろ考えながら毎日こつこつとやっていくことでしか遠くへ行く方法はないんだよなあと、引き締められた。型崩れしないようにたこ糸が巻かれた焼く前のチャーシューのように。

 

先日まで通っていた学校には放課後のようなクラスラインがあって、そこで師範代からいくらでもお助けしますとお言葉をいただいた。これからやりたいことがいくつかふわっとあって、それに対して、助けていただけそうな人と不思議なことに出会っていく感じがしている。何はともあれ、動き出さなかったらぜったいに出会えていなかったようなひとと、巡り会っていくのだから、画面の中のゲームなんかやっている場合じゃない、こんなに楽しいことはない。ひとりの時間に勉強(楽しいので勉強とは思っていないし、便宜上勉強というが、好奇心の追究)したことが、繋がっていくことは楽しい。

 

目に見えない量子は、思いの強さに引き寄せられると実感している。物体は質量の大きいほうに引き寄せられるが、不確定な出来事は思いの強い方に引き寄せられる。間違いない。やりたいことの計画をちゃんと立て、そのための具体的なステップを決めて、毎日やる。時間は距離を速さで割ると求められるのだから、自分がスピードをあげれば時間はいくらでもできる。そんなことを考えながら、3月の終わり。

 

明日から4月。あと1ヶ月の平成。明日は平成の後の元号が発表される。それはそうと、毎日やることを明確にしてやる。そうしていけばおのずとその方角へ向かっているだろう。