12月22日

山についての妄想。素材生産の山でも、公共事業の山でもなく、謎山がいいな。たくさんの見立ての山、想像の源としての山、創発の山。視点を変えること。

 

朝目覚めた頃はまだ薄暗く雨はすでに降っていた。事務所へ向かう車内はクリスマスメドレー。Ramsey Louis TrioのSound of Christmasが寂しくていい。今日は冬至。冬の山が動き出す。本当の新年は今日の冬至、一陽来復。兆し。この日を境に陽の気は盛っていく。

 

仕事終わりに、いつものコーヒー屋に立ち寄る。いいものを置いているのだろうし、客の買ったコーヒー豆をノートに記録しているからその客の好みを勧めてくれる。それに加えて、立ち話がなんともいい。もうすぐ移転するそうだ。コンビニで一杯500円で売り出すコーヒーより品質のいい豆を200g990円で販売するという、社会の隙間をするするっと縫いながら数字原理主義の間をかいくぐってせっせと生計を立てている。なんともその姿勢が僕は何より好きだ。

 

夜、師匠の講話をずっと読む。やゔぁい。こんなのが出回っていないのだから、なんともやばい。気になるかた、まじでご連絡を。やゔぁい。視点の変え方について。