10月17日

本日はお寺のサンマイの枯れたナラの伐採の仕事。最近はナラ枯れが多いし、山が荒れているからどうにかしたい。里山の山腹のサンマイは、ひらけた少し高い場所からクニの風景を見渡している。町の墓はお寺のそばにあることが多いように思う(墓が山のように積まれているのを目にする)が、農村部に行くと墓は少し離れた山腹にある。墓は山を見立てているようだ。寺と山のつながりは、たいていのお寺に、〇〇山と山名が引っ付いていることから伺える。山はさまざまなイメージのの母型だ。それはともあれ、少し高い場所に登ってあたりを見下ろすのが気持ちいいのは、ああこれがこのクニなのかと知ることができるからなのだろうとおもう。