9月10日

気づいたら日付が変わった午前2時。自宅のベッドで寝たのが4時。6時30分に起きて仕事へ向かう。大雨のため、10時ごろに仕事を取りやめ、帰宅して、昼食にカレーを食べ、昼寝。起きたら、16時で、外に出ると雨が止んでいて、空気がひんやりしていた。昨夜の余韻がまだ残っている。例年なら民謡や踊りを家で聞いているだけのに、今年は現場に出向いた。もっと早く知ればよかったが、ダンスってめちゃめちゃ楽しい。音に身を委ね、揺れる。その音の拍子は、ぼくたちが日々生きていく中で形成され培われたイメージの集積を刺激する。そうこうしているうちに、気づけば、夜が更けていた。平成最後の夏、吉田寮の問題は、日本の問題の縮図なのか。そんな夜に行われた、踊りはええじゃないかなのか。時代の変わり目には、極上の芸術が生まれるというではないか。

家でなんでも取り寄せられる時代にこそ、現地へ出向いて体験しなけりゃわからないことに、よりいっそう価値がある。次は、再来週の土曜日の夕方に観阿弥、世阿弥の生まれ故郷伊賀で薪能を見に行く。家に閉じこもって映像ばかり見るのも結構。けどそれってやった気になっているだけです。盆踊り会場に行って踊るのが楽しいのはいうまでもない。一度踊りを体験すると病みつきになるのがよくわかる。前から見たい見たいとおもってやっと見れるから楽しみだ。私、仕事終わりに一人で向かうので、来られる方連絡お待ちしております。ゆるぼ。費用は募金なので価値は自分で決めてください。能を見たいひとっておらへんよなあ。あんまり聞かへんもんな。