9月1日

寺尾紗穂( https://www.cinra.net/report/201803-teraosaho )、コムアイ( https://www.cinra.net/report/201803-komi )、松岡正剛『千夜千冊別冊 311を読む』、ムナーリ『モノからモノが生まれる』を読む。

土地の記憶、言葉の成り立ち、歴史の上に立つ現在とこれからを考える。そこには、神仏がいて、その前には自然があった。自然を言葉にしてきた。ときに、自然をオノマトペにもしたし、仏教の言葉を借りたり、歌にしたり、身振り手振りにも、ダンスにもした。そういうことも引っ括めて、いまを見つめている同世代がいることがうれしい。

買う前に見ておきたい本を見に、ひさしぶりに恵文社へ。ほしい本がいっぱい出てきた。困ったものだ。ムナーリの下見をして、ああこれいいなと思ったのが、紙にある点を線でつなげるワークショップ。ちょっと家でやってみよう。さっそくムナーリ『ファンタジア』『デザインごヴィジュアルコミュニケーション』を購入。それから、『アルテリ』を手にした。かねてから、九州に行きたくて、特に熊本に行きたくて、それは食べ物が美味しそうなのはもとより、優れた文学のある地域だったり、ええ書店のある地域だから。そこを拠点に、場所の記憶をたどり、旅をするのが、なによりたのしそうなのだ。熊本に気になる書店があって、それが橙書店といって、その書店が『アルテリ』を発行している。

今日から9月。今月はすこしドタバタしそうだ。