8月26日

想像力といえば思い浮かぶのは、アイデアやゼロからなにかを生み出す力のようなイメージだったり、あるいは、あまりよくわからないもの、または、都合のいい言い訳(想像力にまかせるといったたぐいの)のようなものだとおもっていた。想像力の喚起が教育に大切だという手前、想像力とは何かについて言葉にしなけりゃいけないなとおもった。鈴木一誌『ページと力』、松岡正剛『文明の奥と底』、内田繁『インテリアと日本人』が 届く。あとは、ブルーノ・ムナーリ『モノからモノが生まれる』を待つ。

先日の台風で枝葉の落ちた神社の掃除から朝がはじまる。ここを何が通るのだろうかと考えながら、参道をそうじしていると、「ああ風か!」とおもった。ちょうど今日届いた鈴木一誌『ページと力』に「情報はそれを開示する技術によってしか、ひとびとにすがたを現さない。」とあった。だから、サナギ(銅鐸)を作って、榊に吊るして、それが揺れたとき風を感じたんだ。

夜は満月。すこし疲れ気味なので、温泉へ。 黄泉から帰る。