5月6日

ゴールデンウイークはフットサル漬け。夕方、ゴールデンウイーク最後の練習を終え、家に帰ってシャワーを浴びているときに、インターネットがなかったら、ぼくはどうなっていたのだろうなんてことを考える。インターネットが世界を覆ったこと、そのタイミングが10代20代だったこと(ミレニアル世代)、その使い方を学んだ師匠がいたこと、これらがなかったら、ぼくはどうなっていたのだろう。インターネットの出現が僕を取り巻く世界を変えた。メディアの変容から見る歴史の本を読むとぼくだけでなく、あらゆるひとや世界を変えたようだ。そう感じない人の世界さえその人が気づかぬ間に変えてしまった。

 

インターネットは便利だが、使い方を誤ってはいけない。ネットを使う前にはデジタルリテラシーが必要だとよくいわれるけれど、それはつまり己を知ることなのではないかとおもう。少し前まで、インターネットの情報が正しいかどうかなんてわからないと言っていた大人は、いまでは「わからないことがあればネットで検索すればいい」というけれど、自分が何を知りたいかわかっていなければそもそもネットでは調べられないことを教えてくれる大人は少ない。ネットでは知らない言葉を検索できない。入力したい言葉は自分の中にある。

 

外では雨が降っている。世界では情報の雨が降り続いている。