4月2日

読書が進まない。松岡正剛『日本数奇』を読む。読書が進まないのは、決してわるいことではない。早く読めればいいわけではない。読書のスピードを競っているわけでもない。何百回と咀嚼するようにじっくり味わう本だってある。これはそんな本。読んでいるうちにアイデアが次々と思い浮かんでくる。そのアイデアが赤信号で引っかかって渋滞を起こしているから、読書が進まない。そのアイデアは、次に読みたい本のリストであり、行きたい場所であり、やりたいことである。「つぎ」は、続いている。