2月27日

伊賀の春日神社が補修工事ということで仕事の帰り道に少し寄る。ここの社殿はかなり古いようで鎌倉時代のもののようだ。その工事を請け負っているのが、京都の奥谷組だという。奥谷組はもともとは伊賀の建築集団だった。いまは京都の大きな寺社仏閣を扱っている。いま伊賀の春日神社を補修しに、帰郷している。クニを大切にする。クニというと、日本のことと故郷のことと、ふたつの意味がある。

 

最近ずっと方法について考えている。仕事のできるひと、勉強のできるひと、おもろいことを考えるひと、に共通するのは、自分のやり方をわかっていること、何かを学ぶときに、内容ではなく方法を学んでいること。知識は使うときを選ぶけれど、方法はどんなときでもなんにでも変形できること。方法にこそセンスがある。