1月15日

ブエナビスタ・ソーシャル・クラブを聞く。音楽は世相を表す一番敏感なメディア。アーティストは敏感です。ミニマルと呼ばれる四つ打ちのダンスミュージックが流行った背景には、インターネットの未熟な回線と一曲だけを売る配信といったテクノロジー面と、リーマンショック以降の過剰であることを見直した時代面がある。

 

今日も『世界と日本のまちがい』を読む。何も知らないのに、わかった気になって、世界を見ていることに気づく。歴史もそうだし、仕事のこともそうだし、人間関係もそうだろう。だから、もっと一次情報をせっせと集めようとおもう。一次情報?生の情報ですよ、自分で見たことや体験したことで、この時代の情報でもっとも大切なことのひとつだろう。なぜって?インターネットやテレビで見たことを知った気になってるから。それらにないもの、それに出会うまでの道のり、匂い、体感。そのために必要なこと、ホームポジション。ものの見方。いまはじっくり下地づくり。