1月3日

身体知。身体的な負荷を欠けた状態で出会ったなにかに、心は揺さぶられる。だから、少し眠い状態で車を運転しながらだれも知り合いのいない遠くへ出向く。それは複式夢幻能のように、あるいは、胡蝶の夢のように、夢と現実の境界線を曖昧にする。だから、荒んで、さぶらう。インターネット的な問いと解の関係ではないものに出会うために。有職故実に、dnaに、ミームに響かせるようななにかをぼくはもとめたい。世代を超えるのは、なんだろうか。それっていまもっとも大事なことだとおもう。匂いや、光や、音の記憶は体に残っている。サケは生まれた川に遡上する。サケの心象風景。昨年白馬の森を歩いていた時、樹間と幸福は相関関係があるんじゃないのかっておもった。今回は、林と場所(家)の関係もあるんじゃないのかとおもった。とおもえるくらい、このあたりは、家と林が近い。エネルギー資源はすぐそこにある。山の向こうの海からでなくてもいいのだ。白馬をうろうろして、松本に戻って、最後はスターウォーズでシメる。ヨーダは偉大だ。ジェダイマスターが消えても、残されたモノに残るモノがある。寄物陳思。今回は試練の章。総じて、よかった。