11月1日

コーヒーを淹れて、ゆっくりする時間を取れないくらい忙しい訳じゃないのに、コーヒーを淹れるのが億劫になっている。

ひとそれぞれ起きてから寝るまでの間の生活の中に、ささいなバロメーターがある。ぼくはというと、星を眺めることやコーヒーを淹れることだ。こんなの5分もあればできるのだから、時間のあるなしではなく、充実してるかしてないか、なのだとおもう。ただいま時間の品質、低下中。

グーテンベルクが活版印刷を発明してはじめて、ひとは黙読できるようになったという。その結果、頭の中に無意識が生まれたのだという。なにかに夢中になって、なにかに没頭しているときが、いいときなのは言うまでもない。11月に入りました。