9月26日

知り合いから、炭を買う。ちょうど探していたところだった。やりたいことは、具体的であれば具体的なほど、叶うのは間違いない。大なり小なり。今更ながら、そうおもう。なぜなら、アンテナの感度が違うから。たとえば、炭が欲しいとおもっているなら、炭の話を誰かがしていたら、聞き耳を立てる。あらゆる会話のなかから、「炭」というキーワードに、フォーカスする。フィルターができるともいう。荒魂に願いをたのまなくても、やりたいことの計画の具体性が、夢の実現を可能にする。

 

ぼくがおもう、ステップは、1)なりたいもの、ほしいものを具体的にイメージする。2)それを徹底的に調べる。3)わかることからやりはじめる。4)と同時に、身近で信頼をおけるひとやそのことに親しそうなひとに話す。もちろん1)が一番大切で、そこで具体的にイメージできれば、ほとんど実現するとおもっている。

 

この時代、やり方なんてたくさんあるし、みんな知ろうとおもえば調べられる。それよりも、大事なのは、なぜそうするのかを、誰になんて言われたって、やることと、説明できることにある。間違いなくそうおもう。

 

夜に、岡倉天心「茶の本」を読む。まあそんなことばっかりいっていないで、お茶でもゆっくり飲みましょうと、岡倉天心はいう。

 

Bill Evans / Autumn leaves