7月1日

最近は言葉を一気飲みしている。なんでもかんでも、とりあえず、飲み込む。なにかわからないものは、まず飲み込んでみる。少したっても、体に異常がなければ、味は別にして、飲み込む。で、いろいろ飲み込んできて、いま、ぼくのなかの、注目ワードが、「様式」だ。「様式」で、わかりにくいならスタイルと言い換えてもいい。様式を使っているひとの言動が気になっている。なぜなら、内容より様式の大切さをわかっていて使っているからです。「様式」については、スーザン・ソンタグの「反解釈」にある「スタイルについて」を読んでみてほしい。それか、松岡正剛さんのこちらを

 

車に乗っていると、景色が変わる瞬間がある。目で見てわかるときもあるし、何か変わったと感じるときもある。たとえば、雪の多く降る町に入った瞬間、信号が縦に変わり、道が広くなり、屋根の角度が急になる。たとえば、鎌倉を走っていると、サーフボードのキャリー付きの自転車がそこら中を走り、日焼けした人が多く、バーガー屋が多い。僕が好きなのは、長野県安曇野あたりにみる、山の裾野と散村です。大事なのは内容より様式だ。

 

7月がはじまりました。