5月19日

夜にすこし走る。SadeのBy your sideのリミックスを聞きながら。小学生のころの通学路を往復する。当時の足で片道20分かかるところ、散々道草しながら帰っていたことを思い出す。

 

そうそう、いま細野晴臣のインタビュー集に少し浮気している。細野さんの音楽制作の秘密を知りたかった。その冒頭に、(まだ最初の数ページしか読んでいない)、細野さんは子どもの頃の東京の記憶を話している。そうです。子供の頃の通学路って、めちゃくちゃ大事だとおもっていり。通学路だけじゃなくて、空き地とか。大人の目を盗んで、自分の好きなことを思いっきり遊べる空間が。まだぼくが小学生のころにはそれが残っていたように思う。いま小学生の登校途中をみることがあるが、大人の目が光ってたり、集団に大人がいる。

 

そういえば、サンフランシスコにタイムトラベルマートという店がある。ここで826LAというプロジェクトが行われている。この世の諸悪原因は子どもたちの宿題だと言い切っていて、クリエイティビティをもっと喚起させることに放課後を使うべきだと。子どもに(子どもだけじゃなく大人でさえ)大切なものは、空間ですね。大声で叫んでも誰にも聞こえない広い空間が大切なようです。