2月21日

仕事を終え、帰宅途中に、亀山の珈琲屋に寄りCOEの在庫処分品を格安で200g×2つ買って、その近くの商店に行き調味料と玄米麹とツバメやサブレを買って、道中にサブレを食べながら、国道306線を北上して鈴鹿の雪山へ水を汲みに行った。雪が深い。家に帰って甘酒を作る。

 

いま現在の食べ物については、おいしいものを自分で作るより、おいしいものを買ってくるほうが、主流のようだ。家でその主流というやつに反抗している。こいつがなかなかに手強い。手強いのはひとの心なのだろう。それをちょっとづつ変えていきたい。うちの台所や、僕の周りから。

 

過剰な消毒で、殺菌された世の中に対して、行動で示す、もちろん、ゆるく。菌を腸に取り込んで、健康な体を作る。食べ物を通して、教育つまり生きることを学ぶ。 そのはじまりを、甘酒とする。

 

車のラジオから、The mamas and papasのCalifornia Dreamin'が流れた。これを聞くと、ウォン・カー・ワイの「恋する惑星」を思い出す。僕はこの映画が好きだ。ひととひとが出会うタイミングや、ひととひととの距離感の描写が絶妙。映画出てくる、ひととひとの関係が、香港の監督が描いたからなのか、東の果てに住む僕のフィーリングにも合う。あの突発的な撮影も僕は大好きだ。Take away showも好きだ。PhoenixのPVが特に。