5月2日
30度目前の陽気ともなれば、気分はもう夏で、職場に向かっていると、ジーーッ、と蝉が鳴いていた。
昼どきに炭酸が呑みたくなり寄ったコンビニで、久しぶり知人にあった。コロナのことなど話題に事欠かないなか、ゴールデンウィークどうですかと聞いたら、8連休やけど、どこにもいかれへんから、掃除するくらいしかやることがないという。そういえば、料理しそうにない後輩は唐揚げを作っていたな。暇ができて、レジャーやショッピングができなれば、日常生活に目を向けるのだな。いいことだ。やることがない・・・か。ぼくはやることしかないし、コロナ前後で生活はほとんど変わっていない。9年前から、はじめた準備のおかげだろう。
ひさしぶりに、師匠の本を読む。以下、その準備の過程で読んだその本の付箋の箇所を意訳する。
有事を機に生活をより良くバージョンアップしましょう。「大変なのでみんな協力しましょう」ではない、「有事に合わせて生き抜く術を身につけましょう」なのである。
様々な実験的個人生活革命でどこまで変えることができるのか、のトライ&エラーをし続け、様々な成功例や失敗例をあげながら、バランス点を素早く見つけなければならない。
最適消費社会かつ今より気持ちいい生活と、物質し文明を完全に放棄したバランスの悪いミニマリズムとの、バランスポイントを見つけ、すばやくシフトする。
「決断」こそが、本当のスタートとなるのだ。
あらゆるピンチとチャンスが間違いなく待っている。未来は黙っていてやってくるものではない。つくりあげるものである。