2019-03-24から1日間の記事一覧

2月28日

朝から昼過ぎまで強めの雨が降る。今日で2月が終わる報せの雨か。 遅めの朝食を昼食と兼用でとる。カレーを煮込みながら、野菜だしのスープを煮込む。煮込み時間には寺山修司『家出のすすめ』を読む。軽い気持ちで手を出したのに、寺山修司やばいね。編集術…

2月27日

どんより雲が大盛りな朝。 世阿弥『風姿花伝』を読みながら、荒俣宏『帝都物語』を見ながら、夜風に当たる。帝都物語は昭和の関東を陰陽道の目線でとらえた作品。僕が気になったのは、寺田寅彦や今和次郎が出てくる。なんか荒俣宏さんは、もっと別の視点で江…

2月26日

山頂で大きく息を吸い込む。冬のシャキッとした空気がまだすこし残っていて、春の兆しと冬の面影は混ざり合っている。そうだよな、世の中のことってすべて二つに分けられないよなとおもいながら、なんで二つに分けるのかを考えると、二つに分けたほうが考え…

2月25日

すかっと晴れた空はうっすらと霞んでいて、どうやらそれは花粉のようだ。同僚は一日中くしゃみが止まらないし、鼻はズーズー。春っぽいとおもったのは、汗がじわーっと溢れ出てきたからだった。 ひとの体は季節に合わせて変化する。この時期、冬の間にエネル…

2月24日

昨日はひさしぶりに飲み会に参加。ビール2杯に留めたが、勝利の美酒はうまい。帰ってきたのが2時ごろだったか、歯磨きをしてすぐ布団に潜り込む。9時に目を覚まし、産直へ買いに車を30分走らせる。野菜売り場では、カブや大根などが少なくなって、菜の花な…

2月23日

石楠花の生態をよくわからないが、葉の表は緑で裏が茶色、水はけの良いオレンジがかった土質の山の尾根などに花を咲かせる。熊野古道の尾根を歩いていたら群生地をたまたま見かけた。さて、「石楠花の咲くような土質だね」といえば、このことが思い出される。…

2月22日

少しはやめに起きて、ゆっくりとした時間のある朝に、味噌汁を温めながらぼんやり考えた。 ひとは擬く。面影を心に思い浮かべ、手本とし、真似る。あるひとに憧れ、そのひとに近づきたくて。あるひとが担ってきたことが突然なくなった。そのひとが担っていた…

2月21日

冬は寒く、春が暖かいのが季節のらしさというのなら、寒くない冬と春の間の気候の今日はなんと呼べばいいのでしょうか。言葉は曖昧です。間に注意を向けていくとどこかで名付けられない場所にたどり着きます。朝に目が覚めたら、暑かったらしく羽毛布団はい…