2018-04-15から1日間の記事一覧

4月15日

飲んだ翌日は、なにもしない。昼過ぎに起きて、土鍋で作ったリゾットを食べ、砂糖多めのホットチャイを淹れ、ソファに座って、Barakan Beatを聴きながら、本を読む。今日は『鏡の国のアリス』を読み終える。今日は、なにもしない。 いや、ひとつやった。毎年…

4月14日

京都で飲み会の前に、所用をすませる。数週間前に恵文社に行ったときに、名前を忘れてしまった本を確認する。場所は覚えている。書店のドアを開けて、本が平置きされているテーブルの横を抜け、民俗学の棚、植物の棚、山の棚、本についての棚を 越えて、突き…

4月13日

『鏡の国のアリス』のつづきを読む。あべこべで、ちんぷんかんぷん。言葉ってそんなもんだろう。「りんご」をおもったとき、赤くて丸いともうかもしれない。じゃあ赤くて丸いものはリンゴかというとトマトかもしれない。言葉は曖昧だ。いたって曖昧だ。曖昧…

4月12日

アリスが穴に落ちたように、寝落ちする。今日は鏡の世界へ入る。アリスのつづき、つづきのアリス。『鏡の国のアリス』を読む。たまごがたまごだとおもうのはなぜか、寝ているときに夢に出てくるひとは夢がさめたら消えてしまうのか。言葉はちぐはぐで、世界…

4月11日

『不思議の国のアリス』を読む。ことばの境目。意味の結び目。世界の間、言葉の間、ヒトとの間は至極あいまい。間違いは当然、失敗は必然であって、きれいな成功は依然人気者だけど、間違いや失敗を含んでいるのは歴然としている。成功はきれいじゃない。成…

4月10日

火を焚く。風はどこからかやってくる。音を連れてやってくる。まっすぐ空に立っていた煙は地を這う。風がこちらにやってきた。 煙はメディアだ。なにかがあちらからこちらにやってくることを知らせるメディアだ。 James BrownのBlimd man can see itを聴きな…