3月16日

東京へ行っていたため、先週はいけなかった野菜直売所に行くと、棚の上は冬と春が混ざっていた。冬キャベツと春キャベツがあった。1日1日が暖かかったり、寒かったり、差し変わりながら、毎日は少しずつ変化していく。ぼくの心はすっぽり虚ろっていて、季節は少しずつ移ろいでいる。

 

やっとこさ日々が落ち着いてきて、僕も落ち着いてきて、2019年のこと、毎日やろうと思うこと、ちょっと先のことを考えるくらいの余白が生まれて来た。手塚治虫『ブッダ』を読み切り、途中になっている岡潔と小林秀雄『人間の建設』と世阿弥『風姿花伝』だなとおもいつつ、スーザン・ソンタグ『ラディカルな意志のスタイル』と寺山修二『われに五月を』を購入して、そういやソンタグ『反解釈』をニューワード要約編集して、八段錦のトレーニングせなあかんかった。

 

日常の生活の無意識を意識化すること、まずは自己についてよく知ること、そこから方法を使って離れていくこと、するとそこにわたしの面影があること。