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3月9日

東京へ。朝5時に家を出て車で名古屋へ向かう。余裕をもって駅に着いたのに車に財布を忘れて10分間走り、汗だくで新幹線にぎりぎり飛び乗った。幸先よくないから一眠りし、目覚めたら品川。

 

品川から五反田までぶらぶら歩いて駅前で先輩と1年ぶりに合流し(昨年はヨガと瞑想を学びに上京した)、バイクの後ろにのって、お決まりの渋谷のフグレンヘ。ぼくの東京の朝はフグレンの浅煎りコーヒーからはじまる。うまいコーヒーをカウンターでしばきながら、1年の空白を埋めるように話し込む。ぼくはただのおしゃべり好きなのでこの1年のことを話倒し聞いてもらう。この1年でこうこうこういう理由でやったこと、いま東京に来たわけ、これからどうしようと思っているかなどを話す。かいつまむと、いつも言っているように、正しい食べ物を食べること、たくさん本を読むこと、人に会いに行くこと、たまに旅をすることについて。

 

そこから11時にオープンの中目黒のチョコレートショップに行く。目黒川沿いのその店は開店10分で店頭のチョコレートがみるみるなくなっていく。試食のチョコをいただき、唸る。どれもうまい。やばい。bean to barはサードウェーブチョコレートで、この手法のチョコレートはひと味もふた味も違う。一瞬で虜になる。

 

12時に五反田へ。今日のメインディッシュ。20時30分まで。通っていた学校の卒業式。会いたかったのは校長だった。「主語にわたしをつけなくても、言葉選びや言葉遣いでそのひとらしさはいくらでも抽出できるということ。」「部分が全体を凌駕しうること。」「読書を始める前に読書はすでに始まっていること。」「ブーツストラッピングを大切にすること。コムアイの歌のように、いろんなものになりきること。」「そのために幼心に戻ること。いまの時代はそれがなりにくくなっていること。一歩でなりきる過程でいろいろを知っていくこと。キャラクターになりきるのだ!」

 

アフターの飲み会は会場から徒歩5分の五反田駅前の飲み屋の6階。ひさしぶりではじめましてなクラスメートと4ヶ月の時をつまみにカバラン片手に語り合う。いやあすっげえ楽しい。

 

終電間際、泊まる予定だったホテルは浅草、すこしでも長く喋っていたいからと、アートディレクターセキグチさんの家に急遽泊めてもらうこととなり(奥さんのOKをいただき)、ホテルをキャンセルし、飲み会延長。いやああね、おもしろい。ひとがおもしろいんですよ。スッゴいへんなフィルター(通っていないひとになにをやっているか口で説明してもわからない学校、読書が大事だと認識した人が集まる、会ったことのないひとで構成されているクラス、安くない授業料)でふるいにかけられた情報に集まったひとたちは、変で面白い人たちばかりだった。

 

1時30分にお開きになって、セキグチさんの豊島園のお宅へタクシーで向かう。タクシーの中でも話し、お宅に到着してから3次会がはじまり3時30分まではなしたおす。さすがに、ということで眠りこける。

 

直感でこれだっとおもった場所にえいやっと勇気を持って突っ込んだ。蓋を開けたらぼくが求めていたひとたちと出会えた。これだから、ねえ、人生ってな一日。酔っているのかしら、酒に、現実に、夢に。