3月8日

「ある問題を引き起こしたのと同じマインドセットのままで、その問題を解決することはできない」とアインシュタインが言ったようなことをうろ覚えしている。

 

今朝、集合場所の近くのコンビニが車でごったがえしていた。働くおとん場のだいたい朝食はコンビニのようだ。(コンビニに寄ってもコンビニで買っている人しか見れないから、正確な数は分からないが、それにしても、世の中のコンビニ依存はほぼまちがいない)

 

本気で健康問題を考えるなら、食べ物を変えればいいと思っているわけだが、コンビニが日常になる以前は家で食べていたか作っていたかなのだろうから、そこに戻ればいいわけだけど、戻るためにはマインドセットを変えなければいけない。そんなに面倒臭いかな?朝食を作るって。

 

「合理的な愚か者からの避難」「パンとサーカスからの離脱」「現地での水先案」「ふたつ以上のものを混ぜていままでにないものをつくる」

 

週末に東京に行くわくわくな気持ちのせいで、仕事が捗る、帰宅して雑事を済ませ、松岡正剛『感ビジネス』を読み切る。今日の仕事中は、その内容がオーバーラップしていた。

 

居間のコタツの上に、おやじのレシピ本付きの広告が置いてあった。手にとってさっと読んでみると「無駄を省く」特集をしていた。そこに、スーパーは「入り口(野菜売り場)からはいらない」とあってそれを読んだとき、伊丹十三の『スーパーの女』を思い出した。野菜売り場で野菜をカゴに放り込んで行くうちに、主婦の気分は盛り上がっていく。無駄を省いているとおもっていたことが、実はバランスを崩すことになることは多い。最近は負の想像力を見捨てていることに注意のカーソルが向いている。

 

失敗を積み重ね、振り返ると、過去には壮絶な無駄があった。その無駄と付き合うことでしか生まれない滋味な味わいや深いアイデアを見捨ててはいないだろうか。親はホップステップ(プロセス)を省いて、子にいきなりジャンプさせるからうまくいかないのではないか。まずは子は崖から突き落とすべきなのだろう。なんて、伊丹十三『スーパーの女』を観てながらおもう。

 

さて、明日は帝都東京。世の中には目に見えることと見えないことがあって、見えない量子は思いの強さに影響される。強い目標を持ってせっせと向かっていけば、いつぞや目標の近くにいるというのが、最先端科学の量子力学で証明されている。この事実は口で言ってもよくわからない。この事実は体感して初めて、目標を立ててそれに強い思いを持って向かえば叶うと信じることができる。絶対に会いたいと思っていた人に、いや会わなければいけないとおもっている人に会える。

 

いままでに出会ったひとたちとはまた違うひとたちとの出会い。いやあ〜いつだってひととの出会いはたまらん。自分を変えると出会う人も変わる。ゆるい分類をして、いくつもの分類の中をオフラインで高速移動しながら紡ぐ。それが楽しい。いざ。