1月27日

10時30分ごろ目を覚ましカーテンを開けると夜の間に積もった雪が溶けはじめ、濡れた道路に光が反射するキラキラな朝。

この日曜日はなにもせずぼーっとしようと決めていたのでぼーっと布団から出て、ぼーっと着替え、ぼーっと台所に行き昨日の残りの鍋にごぼうのさきがけと合わせ味噌を加え、菜の花を入れ、ぼーっと煮立つのを鍋の蓋のガタガタを聞きながら待った。ぼーっとコーヒーを淹れ、ぼーっとコタツに入り、ぼーっと考え事をする。ぼーっとしていると、頭に隙がたくさんあるからか、いろんな感情やアイデアが入ってくる。それを基に、今までに聞いた話や、読んだ本の内容が、バロウズよろしくフォールインしはじめる。こりゃ、ぼーっとしていられない。

されど今日はぼーっとする日だから、これ以上頑張らない。夕方、コーヒーを一杯淹れて、夕食のために鶏の手羽元でダシをとる。石油ストーブの上の土鍋はグツグツ、、鶏肉のダシのトロトロを想像しながら、ぼーっとする。今日は早い目に寝よう。