12月15日

師匠からの便りと、学校の稽古で学ぶのは、数字に置き換えられないこと。大勢がおもしろいといっていることを、おもしろくないと感じたときに、自分の感覚に正直であったこと。もやっとした何者かわからないものを知るためには、自分の言葉で表現し自分の目盛りを使わなくてはいけないこと。目に見えないものを信じられるようになったこと。これらのそもそもは、本を読んだことにある。

 

今日も朝から天気予報の話とは予想外の雪が降る。徐々に雪が積もる高度が降りてきた。その目盛りは山に記されている。考え方や好みの源に、昔話や自然や絶望がないのは悲しいと思う。