12月2日

日曜日。八時前に起きて、コスタリカを淹れ、サツマイモを焼いて、師走らしくない陽気のなか、1週間分の野菜を仕入れに、直売所へ。日野菜が目についたので、すぐにカゴに放り込む。ほうれん草、日野菜、ひらたけ、鳴門金時、安納芋、三ツ葉を買って帰路に立つ。車内BGMは、高田漣。日曜日の晴れた冬の朝がとても似合う。

店頭で若い女の子が「茄子ないわー」と言っていた。季節をもっと身近に感じて欲しいとおもった。こういう店には旬がある。

昼ごはんにカレーを作る。玉ねぎ1つをくし切り、じゃがいも2つ、人参1つを食べやすいサイズに切る。フライパンをあたため油を入れる。玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。ターメリック小さじ1、ガラムマサラ小さじ1( カイエンペッパー小さじ1)、クミン大さじ1、塩小さじ1を加え炒める。チキンブイヨン400mlを加え、煮立て、残りの野菜を加え炒める。

ジャパニーズカレーを自分で作り始めたら、これが、めちゃめちゃうまくて、簡単で、グルテンを避けられる。自作の利点は、材料を選べるところですね。


「あのひとってどんなひと?」って自分のいないところで自分の話を誰かがしていたとき、職業でこたえるひともいれば、内面や性格で答える人もいるいし、学歴で答える人もいれば住んでいる場所でこたえるひともいる。そんなときに、「あいつなにやっているかわからんけどすげえやつ」って答えられるようなひとをめざそうとふとおもった。

 

おなじことを、誰が言うかによってひとは受け取り方を変える。ある映画のシーンはその前のシーンを引きずって解釈される。女の子が泣いている。その前のシーンで、いじめられたのか、物語を読んでいたのか、タマネギを切っていたのかで、涙の意味が変わる。