9月6日

・サナギは見えないモノを感じる道具であり、ボイドの状態、中は空っぽだけど、その空っぽから何かが生まれる。

・ムナーリのファンタジアについて考える。風と名付けられたものは目には見えない。木が揺れている。家の戸の隙間からなにかが音を立てている。それらを知覚し、そうさせている見えないものを風と呼んだ。ああしたいなとか、ああいい日だなとか、好きやわなどの想いも目には見えない。ひとはいろいろなことに名前を付けた。

・こうも自然災害があると、いろいろ考えてしまう。自分の力じゃどうにもならないことは身近にいつもある。非常用道具や考え方を再点検する。非常道具のリストに水や非常食や救急道具はもちろん、加えて娯楽も入れる。トランプなどのゲーム、モバイルスピーカー(音楽はリラックスできる)など。それから、余裕のあるうちに、予行する、野宿しにいく。水、食べ物、食料、衣類、住居、エネルギー、娯楽を考える。