7月2日

知り合いに、夏休みの家庭教師を頼むかもと言われた。以前にも言ったが、ぼくが家庭教師をするなら、その子の代わりに夏休みの宿題を全部やって、遊ぶ時間を作るよと。それはそうと、夏休みの宿題の代わりについての思いつきをメモしておく。基本方針は、想像力を喚起すること、悪い情報から身を守る術を教えること。具体的には、英語を学ぶ、プログラミングを学ぶ、自然の運行を学ぶ、多読する、読書感想文(ルールを加えたもの。もちろん文字数以外に、たとえばタイトルは「ぼくの」からをはじめるなど。)(その際の選書はこちらが行う)、なにかを網羅させる(昆虫や、夏に咲く花の花びらや、河原の石など)、んーまだまだ考える余地がある。今日はここまで。

「ファインマンは「意味をつくりだそうとすること」が「考えること」であり、そのことを伝えようとすることが「教育」や「学習」であると確信する。」(『千夜千冊 ご冗談でしょう、ファイマンさん』より https://1000ya.isis.ne.jp/0284.html

雨が降る前には、谷間に雲があつまり、しだいに雲は黒ずみ近づいてくる。雷が鳴り始め、レースのカーテンのような雨がこちらに来る。雲は風を吸い込み、突風を吹きつける。その瞬間、ぼくは黒い雲のなかにいた。雨は突然降るわけではない。歴史も人も一部始終を見なくてはいけない。