6月29日

仕事中に仕事のこと以外のことを考ええているとき、どちらの調子もいいようにおもう。デュアルブートとはひとつのパソコンの上に違うOSが共存することをいうが、仕事OSと思考OSが同時に動いているのをたまに感じる。

 

昨日試合で神戸へ行ったときのことから、対話が重要なんだと思い返す。いいQからしかいいAは生まれない、というのは、たしかなようだ。普段は、あれはどうかなこれはどうかなと考えたことを試したり、何も知らないから興味あることを知ってやろうと意気込んで本を読みながら、自己と対話をしている。他者と対話するのがいいのは、自分ではとうてい出てこないQがそこに現れるから。そもそも対話篇はずっと前から有効だった。昨日はいまなにをしているの?と言う話から、編集が大事だと言う話になって、じゃあ編集って何となって、編集を振り返ることとなった。久しくあっていない友人と対話したい。

 

「大事なことは何かに疑問を持ったかということだ。」(坂口恭平『独立国家のつくりかた』より)