5月11日

正しいことをすればいいというが、何が正しいかがわからなければ、意味がない。起こってしまったことの対応では遅いことは多い。後悔先に立たずだ。

 

京都から薪を買いに来たおじさんと話す。おじさんはキャンプ場で働いていて、子どもに火の使い方を教えているそうだ。都会では容易に火を燃やすことができる環境にない。そのためか、子どもは(大人も)焚きつけができないらしい。ぼくは焚きつけはできるが、このような教科書に載っていない、現場で学ぶしかないノウハウをぼくはどんどん学びたい。朝晩の風の向きの違いや、太陽や月の運行とその影響など、脈々と継がれてきたことをまなぶのは果たして時代遅れなのか。

 

東浩紀さんの記事を読む。「批評とは」ということばにハットした。「批評というのは、それを読む前と後では作品鑑賞やコミュニケーションの仕方が変わり、世界が変わるものじゃなければいけないのだ。」