5月7日

『分裂した国家』を読む。気をつけなければ、いつまでもアメリカは肥満の国とアメリカンドリームで、イタリアはピザとスパゲッティで、フランスはワインと凱旋門で、イギリスはまずい食事とロンドンで、スペインは闘牛とパエリアだ。どこかで刷り込まれたイメージでその国を判断してしまう。アメリカは現在食の改善が進んでいるし、ヨーロッパでは右派左派よりも難民と移民(難民と移民は違う)が問題になっている。スペインのマドリードとバルセロナはそもそもが違うし、イギリスは独立選挙があったし、ドイツもバイエルンとその他の地域では別だし、イタリアも北と南で違う。同じような毎日を過ごしていても、知らぬところで世界は動いている。今月末にはヨーロッパにインターネットの壁ができるし、先月には朝鮮でも動きがあった。そんなの関係ないとおもっていても、関係あるから、こればっかりは目をつぶってもいられない。知っているという思い込みが情報格差になると肝に銘じる。情報鎖国by myselfからの解放。