10月2日

最近は、やっていることやその結果より、そこにたどり着くまでの道、やり方が気になっている。やり方にこそセンスや個性が溶け込んでいるようにおもう。

「結局、仕事ができるやつは、難しいことを一切やらないで、簡単なことをやるから、早いし、きれいにできるんや。できひんやつは、難しいことをしようとしている。秘訣もなにもない。誤解しているけど、ほとんど特別なことしてないから。よく見ててみ。」と師匠はいう。


だから、やり方が大事になる。考え方ひとつで世界が変わる。ということすべて自分次第だ。Amazonから来るメールに、イライラするのも、無視するのも、おもしろいと感じるのも、そのひと次第。メールは変わらないのだから。

松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』を一気呵成に読み切る。文脈で理解することが、こんなに大切だと思い知らされる。正剛さん、鋭すぎます!必読ですよ!


ぼくたちはいろいろのことを、単独で、ひとつの現象ととらえているけれど、まず見るべきなのは、大きな歴史の流れであって、いまある現象として現れていることは、過去の出来事が地下水として流れていて、そこから考えていかないと、見えているものが違って見ていることになる。

 

「日本人は日本のことを知らなさすぎる」といった正剛さんの残像がずっと残っている。

 

Angus and Julia Stone / Stay with me