9月25日

石川直樹「すべての装備を知恵に置き換える」を読む。この本が好きだ。タイトルには、知識ではなく知恵を使っている。知恵について、北山耕平訳の「ローリングサンダー」にはこうある。「知の探索が目的とするところは『どうしてそうなるのか』を発見して、それを『実際に起こしてみる』にあり、それに比べれば証拠の問題などは、さほど大切なことではない」

 

あるひとはいう「ああしたらこうなるんや」、あるひとはいう「本に書いてある」。知恵は現場でしか学べない。知恵はひとからしか学べない。ノウハウやマニュアルでもない、マネすることで学ぶことがある。だれも教えてくれないけど。などと、現場で働きながらそうおもう。まだまだだな自分。