8月21日

引き続きJoni Mitchell。今日は、The hassing of summer lawns。邦題は、夏草の誘い。なんかわかる、夏草のhassing。The jungle laneのガチャガチャしている感じ、いい。

メタ情報が大切だ。たとえば、コーヒーがあるとする。ぼくにとっては、変わり者のコーヒー屋のおっちゃんから買って淹れるのがコーヒーだけど、誰かにとっては、ほろ苦い思い出がコーヒーかもしれない。ひとの数だけコーヒーがある。同じコーヒーだけど。

たとえば、パウロ・コエーリョのアルケミストがある。ぼくにとっては、ガイドのような本だけど、誰かにとっては、バイブルかもしれない。

たとえば、長野県。ぼくにとっては、心象風景だけど、誰かにとっては、故郷かもしれない。

ものや場所、記憶でもなんでも、目には見えない、メタ情報が引っ付いている。それは、ぼくはぼくのものだし、あなたのはあなたのもので、ぼくは互いにみなそれを大切にしていくべきだとおもう。ぼくにとってのコーヒーとあなたにとってのコーヒーは違うけれど、それぞれがコーヒーについて語り合うことが大切だし、それに優劣なんてないに決まっている。