7月28日

ギャップを大切にしたい。本を最初に読んだときと再読したときのギャップ。新しいテクノロジーと以前のものとのギャップ。オールドファッションなひととのギャップ。ギャップを見つけるためには、比べるためのものがなくてはならないのと、広い世界を見渡さなければならない。

 

大事なのは常識より良識だ。一般常識なんてのはどうでもいいけど、礼儀はとても大切だとおもっている。待ちあわせは5分前だったり、神社の参道の真ん中を歩かないことだったり、お別れの際は最初の角を曲がったり、参拝のときの二礼二拍一礼だったり。一般常識と言う言葉を振りかざした言動に、ほとんどの場合、信念はない。ということをぼくは今日、反面教師として学ぶ。

 

いろいろなことが個人でできるようになってきた(やらなくちゃだめになってきた)。いままでは作りさえすればよかったことが、いまは作ったものを自分で伝えなくてはいけない。いいものを作ることだけでなく、それを伝えることまで、自分でできなくてはならない時代に、ぼくたちは生きている。なぜなら、作ったもののよさを、100パーセント伝えられるのは、作ったひとだから。そして、それができるのは、デジタルとの親和性の高いぼくたちなのだろう。