6月9日

未知のものに出会ったり、同じものを見ていても全く違った解釈を他人がしたときに、それを屁理屈だとか、意味の分からないことだと認識され、そのことを理解しないで、ただ否定されることがよくある。と、ひさしぶりに同級生に会ってそうおもった。いまなにしてるのと聞かれ、働いて、本を読んで、自由研究をしてるといったら、そういわれた。

ぼくのあれこれは体験から学んだ。それを否定あるいは理解しようとしないひとは、そんなわけないとか、そういう種類の言葉だけをいうから、実はその否定には、根拠がない、ことになる。その経験がないのだからそう考えるのは当然だ。やったことのないことをおそれる気持ちはある、僕だって、できれば、一度だまされたとおもって、やってほしい。

ぼくがここで書いていることは、経験から学んだことを書いているから、ぼくにとっては事実だ。未知の世界や小説のように感じるかもしれないけど、紛れもない事実だ。結構な割合で、お前変わってるなといわれるけど、ぼくはこんな馬鹿みたいな本当の話をするのが好きだ。あんたこそ変わってるぜ、火星人じゃないの?ひとの顔色ばかり伺って、みんなと同じことばかりやってるけど、そこにあんたの真実なんてないんだよ。ほしいのは一次情報、ほしいのはあなた独自の体験談と私見です。

 

「本当の理由を知ってるのは、その場の二人だけ。あとは根も葉もない噂よ」ぼくの好きな映画、タランティーノのパルプフィクションより。ツイストダンスコンテスト前のミアとヴィンセントとの会話より。