5月24日

久しぶりに、雨が降る。雨が続くと嫌だけど、晴れ間の続いているときに降る雨はうれしい。地面に降った雨の匂いはいい。雨の重みで落ちるツツジは綺麗だ。最近は、つまみ食いのようにちょっと読んで、別の本に手を出し、また帰ってくる。その繰り返し。本を平行移動していると、全くちがうことの本でも、すくなからず関わりがある。そういったちいさな発見にほくそ笑む。いま気になっているのは、ぼくの感覚と、日本語の語感と、そこから考える日本人とはということです。山本七平「日本人とは何か」、細野晴臣のインタビュー集、白川静「漢字の世界観」、鄧小平が気になっている。