TOSHI KIDA
日々の記録


5月21日

As is a tale, so is life: not how long it is, but how good it is, is what matters.

(人生は物語と同じである。重要なのはその長さではなく、その良さであるという点において。)

 

コンクリートが暑い。やはり土の上がいい。気温が30度を越えた。が、まだはっきと夏だと感じないのは、朝晩が涼しいのと、なんてったって、蝉がわんわん鳴いていないから。

 

高校の教科書を素通りして、宮本常一から入り、折口信夫を通らずに、岡本太郎を経由して、ストロースにちょっかいを出し、白川静の漢字から歴史を学ぶ。

 

新名神に乗って東に向かい、名阪から伊勢湾岸道を通って、東名と新東名で悩んで、山側の新東名を選び、やっぱり海が見たいと思って、御殿場で下りて、山を一つ越えて、鎌倉の海沿いを通ってから、東京へ行く。

 

とりあえず、みんながやていることをやってみてから考えようとおもってやりはじめて、しばらく経ったあるとき会社にひとり座って、数年後もこの椅子に座って働いている姿を想像してゾッとして、やっぱり好きなことしよとおもって、仕事を辞める。

 

目的地があるとして、それは死ぬことなんだけど、そこに向かって生きていく。そこに向かう道はいろいろあって、幸いぼくたちはそれを自分で選ぶことができるんだけど、その道の柄がぼくはそのひとをあらわしているとおもう。二つ分かれているどっちをというような、どんな道を選ぶかといった単純なものじゃない。もっと細くて、夕方歩いていたらカレーの匂いがした道だったり、ちょっと遠回りになるけど田んぼの真ん中を突っ切るまっすぐな道だったりする。

 

なにをするにも、いろんな道があって、その道には匂いや思い出のようなソフトなものが付いている。それがそのひとの見方で、そんな素晴らしきことを自分自身が好きにならなきゃだめだなとおもいました。

 

ハリーポッターの著者JKローリングのハーバード大学のスピーチを読んで。

https://hiroono.com/ja/2008/06/10/j-k-rowling/