TOSHI KIDA
ウツロイ
色は匂へど散りぬるを


5月7日

スターウォーズ エピソード2を見た。

惑星のはずれの星に住むルークは、どこか遠くに出て行きたいと思っている。同じ星の少し離れた場所に住む変な人に会う。それがオビワン。彼と出会って外に出て行こうと誘われる。外に出て行きたいとおもっていたのに、いざとなったとき尻後もる。Do the right thing 自分の正しいと思うことをやりなさいとオビワンは言う。このときルークは一生ここに住むといって、家に帰る。すると育ての親が殺されている。すべてを失ったルークは決断する。これがセパレーション。

 

ここで、松岡正剛さんの千夜千冊にあるジョゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄」の解説の一部を記載する。 

 キャンベルの功績はそのくらいにして、本書のテーマである英雄についてであるが、ルーカスが『スター・ウォーズ』に適用した世界の英雄伝説に共通している構造というのは、単純化すると次のような3段階になる。  (1)「セパレーション」(分離・旅立ち)→(2)「イニシエーション」(通過儀礼)→(3)「リターン」(帰還)。  英雄はまず、(1)日常世界から危険を冒してまでも、人為の遠く及ばぬ超自然的な領域に出掛けるのである。ついで(2)その出掛けた領域で超人的な力に遭遇し、あれこれの変転はあるものの、最後は決定的な勝利を収める。そして(3)英雄はかれに従う者たちに恩恵を授ける力をえて、この不思議な冒険から帰還する。  だいたいこういうことである。ブッダもゼウスもプロメテウスもアイネイアスも、玄奘と孫悟空も桃太郎とイヌとキジとサルも、そしてモーセも大国主命も、みんなみんなこの通りの3段階をへて英雄伝説の主人公になった。