3月20日

今日、家庭の食べものは、「はやく、安く、おいしく」あるべきだと聞いて、違和感を感じた。

 

毎日高級なものを食べる必要はなく、丁寧に作られたものを、ゆっくり喋りながらいただくことが、もっとも大切だとおもっている。数年前にフィリピンで出会ったジュンさんからスイスの食事事情を聞いたこと。(ジュンさんはその当時スイスの大学院生だった。)昨日、サイさんの家で食卓を囲むよさを感じたこと。いろんなテーブルで食事をいただいてきて、これがいまの僕にいちばんしっくりくる感覚だ。不良少年を良き大人にさせるのは実はおいしい食事だったりする。土がよくないといい野菜は育たない。