2月28日

Never young beachの「お別れの歌」のPVをみて、インスタで小松菜奈をフォローした。彼女にはかつての色即ゼネレーションの臼田あさ美のような感じを受ける。Never young beachもまたそういう歌をうたう。

 

松岡正剛さんの千夜千冊のルイス・トマス「人間というこわれやすい種」を読んだ。「人間というものは、自分のことを自分の記憶だけで埋めてはいないのだ。自分にとって憧れたいもので埋めようとしてきただけなのである。そうだとすれば、人間なんてもともとフラジャイルなもので、そうだからこそ、自分を何か別のものによって構成したり、何か別のものに託したかったりするわけなのだ。『エントロピーのなかからのエピファニー』とはそういう意味である。」

 

トマスは言う「ヒトを本性の深いところから衝き動かしている特徴は、役にたちたいという衝動であり、たぶんこれは私たちのあらゆる生物学的な必然性のうちで最も根本にあるものだろう。」

 

ぼくが疑問におもっていたことに対してすこしばかり。自分の記憶は自分の願望を接着剤でつなぎ合わせてできていること、結局自分のことを考えられるだけ考えた先にはだれかのために自分が何ができるかを考えること。