TOSHI KIDA
ウツロイ
色は匂へど散りぬるを


1月16日

シンガポールの友人から、3月に日本に来るとメッセージ。ぼくが行かないから、日本、滋賀の田舎にわざわざ会いに来てくれる。ありがたい。もてなそう。出会いは7年前の京都。シンガポールではもてなしてくれた。彼らや旅の途中で優しくしてくれたひとがいた…

1月15日

ブエナビスタ・ソーシャル・クラブを聞く。音楽は世相を表す一番敏感なメディア。アーティストは敏感です。ミニマルと呼ばれる四つ打ちのダンスミュージックが流行った背景には、インターネットの未熟な回線と一曲だけを売る配信といったテクノロジー面と、…

1月14日

松岡正剛『世界と日本のまちがい』を読む。信長と秀吉と家康とエリザベス女王を横に並べながら、コーヒーから近代のフランスやイギリスに話は展開する。縦横無尽に本を泳ぐ。僕が感じたのは、縦横無尽に泳ぐことではなく、あるできごとが起こっていることの…

1月13日

『日本力』松岡正剛、エバレット・ブラウン対談集を読み終える。セレンディピティ。情報やひらめきをグーグルは取りに行ってくれるけど、自分の探しているもの以上のものを見つけられない。偶然と出会えない。なにかあたらしいものや、ひらめきを得るには、…

1月12日

準備。一年の最初にそういうことを考えているのだから、そういうことなのだろう。なにかが起こりそうという直感がそうさせているのかもしれない。だから、今年に入って、やらないことリストと、少しずつエクササイズをはじめた。 311東北大震災が起こったと…

1月11日

「科学的ではないものを否定することが、人間の可能性を否定している」と読んだのは夜のこと。今日のお昼の同僚の昼食は、コンビニ。早いことはいいことか、効率だけを求めるのはどうなのか(もちろん、大事なシーンもあるけれど、見極めなきゃいけないし、…

1月10日

車をもらった人の話を聞いていると、必要のない車を所有することは、マイナスでしかないということがわかった。車2台所有、一台はもらいもののため初期費用ゼロ、月に数日しか運転しない、車検、税金、保険いろいろ含めて、ほとんどの時間は車庫の中に眠っ…

1月9日

コトバとカラダは大事だとおもって、昨日寝る前に、さっそく思考のエクササイズ(寝る前に、その日一日の出来事を逆に思い返す)をして寝たら、一瞬で今日の朝だった。エクササイズとそのことが関係があるのかわからないから、しばらくつづけてみよう。 仕事…

1月8日

朝、コーヒー屋のおっちゃんにもらったブルーマウンテンを淹れる。好きな味ではない。かつてコーヒーといえば、ブルー・マウンテンか、モカマタリか、キリマンジャロだった。いまは、ゲイシャエスメラルダ、コピルアック、エルインフェルトパカマラかな。コ…

1月7日

すこし時間を作って遠くに出かけ家に帰ってきたとき、地に足がついていないようにふわふわしているように感じる。そういう日はどこにもいかずに、感じていることをどんどんアウトプットする。そうすると、現実にいたときに考えていたことと、そうじゃないと…

1月6日

6時30分に起きる。ルヴァンのあんぱんをオーブンで温める。昨年末に買ったコーヒー豆、エルフィンエルト・ゲイシャを熱めの温度で淹れて、酸味をきかす。できあがったパンとコーヒーを持って、車に飛び乗り、仕事へ出かける。天然酵母の酸っぱいあんパンを噛…

1月5日

8時30分に目が覚める。昨日ネイボで買った松岡正剛『花鳥風月の化学』を15分読む。そこには偶然、安曇野のこと、山岳信仰のことが書かれてある。「われわれは心のどこかに山にたいするなんらかの強い畏怖というものを抱えています」とはじまる。頭と体があた…

1月4日

9時起床。上田へ向かう。別所温泉で150円の極上の硫黄泉につかり、みそぐ。 上田市街のパン屋ルヴァンへ酸っぱいあんぱんを求めて。ぼくはこのあんぱんがたまらなく好きだ。が、ない。が、店のひとがぼくを覚えくれていた。昨年の GWに東京から長野を経由し…

1月3日

身体知。身体的な負荷を欠けた状態で出会ったなにかに、心は揺さぶられる。だから、少し眠い状態で車を運転しながらだれも知り合いのいない遠くへ出向く。それは複式夢幻能のように、あるいは、胡蝶の夢のように、夢と現実の境界線を曖昧にする。だから、荒…

1月2日

怒涛の正月を終え、遅めに起きて、初蹴りに行き、車を掃除し、晩飯を作り、いまこうして、やっとゆっくりソファに座って、コーヒーを飲んでいる。一杯のコーヒーはただのコーヒーなのかもしれないが、他方で、ナラティブなコーヒーだってありうる。こうやっ…

1月1日

2018年、平成最後の年。あけましておめでとうございます。昨日、大晦日の朝から今日の正午ごろにかけて、神社の火が絶えないように、火の番をしていました。0時ちょうどに神事が行われ、それからぞくぞくと参拝者がお見えになりました。太陽が顔を出した7時…

12月31日

朝に火を焚きつける。枯葉に火をつけ集めた小さな枝に火を移す。そこから、徐々に枝を太くしていき、日が安定してきたら、幹をくべる。すると、「いいとこいってるから、もっと大胆に」と、親戚のおじさんが松の幹をどさっと放り込む。そうだな、もっと大胆…

12月30日

去年の自分を振り返る、同じことをまだしていないか振り返る。荷が軽ければ移動しやすい、身軽であればあるほど、移動距離は伸びる。もっと素早くできる。

12月29日

朝、お供え物を持ってきた年配のかた。それは風呂敷に包まれていた。なにかある。年末年始の神社の手伝いをする。水引の向きや結び方、榊、しめ縄、白い衣装。なにかある。手伝いに来てくれたおばちゃんが、手が冷たいをちーたいといった。方言にもなにかあ…

12月28日

実現可能かどうかを考えて、(そのフィルターは勝手に発動、外す練習をしなければ)想像するのはおもしろくない。そうならないようにしながら、想像するのは簡単ではない。漢意を使わずに、古事記を読み解くのに、宣長は、蟻の歩みよりも遅かったのだから。

12月26日

座布団がある。真ん中が少しくぼんでいて、すこし暖かい。少し前に誰かが座っていたのだろう。座布団の横に、小さいサイズの赤いカシミヤのカーディガンがきちんとたたまれておいてある。そこには少し前に、だれかがいて、その誰かの特徴はを示すものは、す…

12月25日

仕事後、タローさんに誘われて、伊賀ピザの山本邸でパーティー。といっても、いい大人が猪肉や、ワインをいただきながら、しっとりトーク5時間。ぼくは最年少。気づけば午前1時。 思い出せる限り書き残しておく。歴史の話。故郷の記憶。生まれた場所の歴史。…

12月24日

大阪で試合。昨日も今日もありがたいはなしをいただく。ぼくのメンターはこう言っております。「同じことをし続けることほど、現代社会において保守的なことはない。まだ、十年前と同じことをしていないか、僕も自分を振り返る。いや、去年と同じことをして…

12月23日

京都で忘年会。 忘年会が続くと、体調が悪くなってくるのがわかる。学生の頃みたいにバカみたいに飲まないようにしても、絶賛不調です。お酒も、食べ物も、大事なのは分をわきまえること。 「分際の分、分限の分、自分の分。」「分けられた分だけわかる。そ…

12月22日

冬至の朝。日の出は6時58分。5時に起きて、30分後に家を出る。6時30分に椿大神社へ。誰もいない鎮守の森の朝。東の空が少しずつ明るくなり、木々の隙間を縫って、橙色の光が差し込む。一陽来復。冬至は陰の極み。夏至から日に日に短くなっていく日脚は、冬至…

12月21日

家に帰ると、郵便受けに、『月刊遊』が届いていた。特集舞う。「日本人にとって崇高なる神との交信手段は、ただ軽くかしわ手をうつだけでよい。それだけで精霊の注意を集めることができるのだ。おごそかな神殿の静寂のなかでさえ、その心はこだまする。」201…

12月20日

ひきつづき風邪、熱なし、咳のみ。この一週間で、一生分の咳をしている。風邪でもなんでも、体調が悪いときには、思考も悪い方向に向かいがちになる。細かいことに腹を立て、都合の悪いことをスルーする。そう考えると、健康であることは大切だ。健康である…

12月19日

風邪に効くもの。 BPMゆったりめの曲。 ゆっくりストレッチ。 読書なら対談集。 白湯。 早寝。

12月18日

喋るのが億劫になるくらい。ここ数日ずっと咳き込んでいる。極力、喉を使わないようにしているが、どうしてもはなさなければいけないときはある。だけど、大きな声は出せないから、伝えることを考えてから話す。大声を出せないこと、高音を出せないこと、途…

12月17日

木を切るだけではいけないということくらいわかっている。そんなことを、話すとバカじゃないのといわれたことがあるが、バカじゃないよ。早く正確に倒すことが大事なのはわかっている。その段取りが大事なのもわかっているから、現場で学んでいる。けれど、…