2019-04-10から1日間の記事一覧

3月27日

穏やかな朝、春の嵐吹き荒れる昼過ぎ。辺りは夢の中のように空気が淀んでいる。帰宅時の夕焼けさえ、空気の粒子が可視化し、ちょっとピンぼけ。わたしのこころもぼんやり。 一見、短所に見えるものは、実はその人自身がするべき使命のような仕事の萌芽なのだ…

3月26日

仕事中、ひのき花粉を全身に浴びながら、場所のことを考えていた。考えがぐるぐるめぐるときは調子がいい。 坂口恭平の現実脱出論を読みながら、場所についての略図的原型と、編集的定義と編纂的定義をゆるーく考える。場所とはなにか。定量的な場所なら何平…

3月25日

坂口恭平『現実脱出論』を読む。小さい頃に感じていた感覚をいまも持ち続けていて、ふとした瞬間に思い出す。世間(アノニマスなひとびとの無意識が作った世界)の一般は正しく、「わたし」の感覚とそれとのずれが生まれたとき、「わたし」がおかしいと思い…

3月24日

春らしさとは、桜や梅などこの時期に咲くはずの花が咲き乱れる感覚だとおもっていたけど、朝起きて、一週間分の食材を仕入れに向かう道中に、田圃の畦が緑に変化しているのを見て、「これだ」と思った。 いつもの店でいつものように野菜を買う。行為は変わら…

3月23日

寒の戻り。花粉は山から煙のように立つ。花粉症ではないが、花粉に包まれると、鼻はムズムズ、目はくしゅくしゅ。 仕事中は、坂口恭平の「魔子よ魔子よ」が頭から離れない。ズンチャンズズチャン、スタッタッタッタラ~ 坂口さんが寺尾紗穂さんからもらった…